イチロー衝撃の瞬間がMLB公式サイトのクイズに登場、凱旋本塁打はいつ?

シアトルで凱旋弾を放ったイチロー【写真:Getty Images】
シアトルで凱旋弾を放ったイチロー【写真:Getty Images】

古巣が準備したボブルヘッドデーに自ら花を添える

 2017年も残りわずか。今年のメジャーを振り返ると様々な出来事があった。アストロズの球団史上初ワールドシリーズ制覇、超新星アーロン・ジャッジの登場、インディアンスの22連勝、イチローのメジャー通算3000安打達成、…3000安打!? いやいや、それは2016年だ。振り返ってみると、2017年の出来事か、それ以前の出来事か、一瞬頭を悩ますこともあるだろう。MLB公式サイトでは、メジャーを代表する10の瞬間を取り上げ、2017年に起きたものか否か判断するクイズを展開している。その中で、マーリンズからフリーエージェント(FA)となったイチロー外野手の衝撃の瞬間も取り上げられている。

 最年長野手としてメジャー17年目、プロ26年目のシーズンを過ごしたイチローは、これまでも数々の記憶に残る瞬間を生み出してきた。クイズの6問目に取り上げられたのが「イチローはセーフコフィールド凱旋でホームランを打った」瞬間。これは2017年に起きた出来事か、はたまたそれ以前の出来事か。イチローファンなら決して間違えることはないだろう。

 正解は…その通り、これは2017年に起きた出来事だ。4月17日から始まった敵地でのマリナーズ3連戦最終日に衝撃の一発は生まれた。4月19日に「9番・右翼」で先発出場したイチローは、4-10と6点を追う9回、先頭で打席に立つと、エバン・マーシャルが投じた初球をフルスイング。打球は右翼席に飛び込むソロホームランとなった。この日は2016年にイチローがメジャー通算3000安打を達成したことを記念したイチローのボブルヘッド人形が無料配布された日。古巣が用意してくれた特別な日に自ら花を添える形となった。

 現在はFAとして移籍先を探しているイチローだが、来季もまたどこかで衝撃の瞬間を生み出してくれることに期待したい。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY