2017年に逝去した主な日米選手、球界関係者 コーチ、名投手の早すぎる死も

メジャーでは25歳有望株が事故死

 一方、MLBでも多くの記憶に残る野球人が世を去った。

○1月22日 アンディ・マルテ 33歳
ドミニカ共和国出身、三塁手として2005年からブレーブス、インディアンス、ダイヤモンドバックスでプレー。メジャー通算186安打21本塁打、打率.218。2015年から2シーズンはKBO(韓国プロ野球)KTでプレー。ドミニカ共和国に帰国中に交通事故死。

○1月22日 ヨーダノ・ベンチュラ 25歳。
ドミニカ共和国出身。2013年ロイヤルズでデビュー。速球派の先発投手として3年連続2桁勝利。通算38勝31敗、防御率3.89。ドミニカ共和国に帰国中、マルテと同じ日に、別の交通事故で死亡。

○2月26日 ネッド・ガーバー 91歳
オハイオ州出身、1948年セントルイス・ブラウンズでデビュー。スタミナのある先発右腕として14シーズンで129勝157敗、防御率3.73。オールスターにも1度出場。

○3月9日 ビル・ハンズ 76歳
ニュージャージー州出身、1965年にサンフランシスコ・ジャイアンツでデビュー。シカゴ・カブス時代の1969年に20勝。11シーズンで111勝110敗、防御率3.35。

○3月22日 ダラス・グリーン 82歳
デラウェア州出身、フィリーズなどで20勝22敗、防御率4.26。引退後、監督としてフィリーズ、ヤンキース、メッツで采配を執る。1980年フィリーズをワールド・チャンピオンに導く。監督成績は8シーズンで454勝478敗、勝率.487

○4月3日 ロイ・シーバース 90歳
ミズーリ州出身、1949年にセントルイス・ブラウンズでデビュー。この年16本塁打91打点、打率.306で新人王。強打の外野手として活躍。1957年、ワシントン・セネタース時代に42本塁打、114打点で2冠王。通算1703安打、318本塁打、打率.267。

○5月1日 サム・メール 95歳
ニューヨーク出身、1947年にボストン・レッドソックスからデビュー。外野手として916安打80本塁打、打率.267。引退後、ミネソタ・ツインズで采配を執り、1965年102勝してア・リーグ優勝。監督成績は通算524勝436敗、勝率.546。

○5月26日 ジム・バニング 85歳
ケンタッキー州出身、1955年にデトロイト・タイガースでデビュー。57年に20勝で最多勝。通算224勝184敗16セーブ、防御率3.27。両リーグで1000奪三振、ノーヒットノーラン。1996年に野球殿堂入り。1999年から連邦上院議員を務めた。

○6月3日 ジム・ピアサル 87歳
コネチカット州出身、1950年ボストン・レッドソックスからデビュー。好守の外野手として活躍。オールスターに2回選出。1958年、61年にゴールドグラブ受賞。通算1604安打104本塁打、打率.272。

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