37年ぶり連覇、3年目右腕大ブレイク、通訳人気上昇…広島2017年10大ニュース
3年目右腕が大ブレイク、ドラフトで地元有望株を獲得
○薮田が大ブレイク
3年目右腕・薮田和樹が大ブレイク。交流戦で中継ぎから先発に転向しリーグ2位の15勝を挙げた。自身初のタイトルとなる最高勝率(.833)に輝くなど、黒田博樹が引退した投手陣の救世主となった。
○鈴木誠也が4番に定着
開幕直後から4番に座った23歳の若き主砲。打率.300、26本塁打、90打点と重圧をはね返し、「神ってる」と呼ばれた2016年に続く好成績を残した。8月23日のDeNA戦で右足首を骨折し、終盤戦を棒に振ったが、来季へ向けて順調に回復。2018年シーズンは入団以来の目標に掲げるトリプルスリーを目指す。
○七夕の夜に奇跡の大逆転勝ち
7月7日、神宮でのヤクルト戦。3-8と5点を追う9回、バティスタ、菊池の一発に松山の適時打で2点差とすると、2死一、三塁で代打・新井がバックスクリーンへ逆転3ラン。ヤクルトの守護神・小川から一挙6点を奪った。今季のベストゲームと言われる奇跡の逆転劇で、優勝へさらに加速した。
○地元のスター・中村奨成を競合の末に獲得
ドラフトでは地元・広陵高の中村奨成を指名。中日との競合となったが、緒方監督が当たりクジを引き当てた。夏の甲子園では大会記録の6本塁打をマークした高校球界NO1捕手。将来の正捕手候補として大きな期待が集まっている。