岸のカーブ、千賀のフォーク…2017年のパ・リーグ最高の“決め球“は?

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

パ・リーグTVが動画を公開、各球団で最高の決め球を持つ投手は…

 現在、日本球界で最高の決め球は、どの投手のどの球種なのか。パ・リーグTVは、2017年の変化球での三振をまとめた動画を公開。「相手を惑わす決め球!! 各球団の投手たち!!」と題し、各球団1人ずつピックアップしている。

 最初に登場するのは、自身初の60試合登板で2勝3敗1セーブ17ホールド、防御率2.53と、日本ハムのブルペンを支えた鍵谷陽平投手。ロッテの香月から見逃し三振を奪った1球が“選出”されている。

 楽天は岸孝之投手のカーブ。もはや“代名詞”とも言える球種は、抜群の切れ味を誇る。一方、西武からはブルペンを支える武隈祥太投手のチェンジアップが入った。さらに、ロッテはドラ1ルーキー佐々木千隼のスライダーがピックアップされている。

 オリックスはブランドン・ディクソン投手のナックルカーブ。そして、ソフトバンクからは千賀滉大投手のフォークが選ばれた。“お化けフォーク“とも称される決め球は、衝撃的な落差を誇る。今春のWBCでは圧巻の活躍を見せ、侍ジャパンから唯一、ベストナインにも選出された右腕。その決め球は、メジャーの猛者たちをも驚かせた。

 もちろん、この他にも最高の決め球を持つ投手たちはたくさんいる。岸のカーブ、千賀のフォークのように、日本球界を代表する決め球は生まれるのか、2018年も注目だ。

【動画】今季パ最高の"決め球"は…千賀の"お化けフォーク"も選出

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