200勝以上=殿堂入りはもう古い!? 時代と共に揺れ動く投手の評価基準

200勝以上で殿堂入りしていないのは2人だけ

 2017年終了時で通算150勝以上を記録した投手48人の殿堂入り状況を見てみよう。「★」が殿堂入りした投手、「候補」は現在プレーヤー部門で殿堂入り候補者になっていることを示す。「新候補」は今季からの有資格者、「エキスパート候補」はエキスパート部門での候補、「現役」は現役選手を示す。「年限未」は引退後5年を経過せず候補資格を持たない人物だ。

1金田正一 400勝 ★
2米田哲也 350勝 ★
3小山正明 320勝 ★
4鈴木啓示 317勝 ★
5別所毅彦 310勝 ★
6スタルヒン 303勝 ★
7山田久志 284勝 ★
8稲尾和久 276勝 ★
9梶本隆夫 254勝 ★
10東尾修 251勝 ★
11野口二郎 237勝 ★
11若林忠志 237勝 ★
13工藤公康 224勝 ★
14村山実 222勝 ★
15皆川睦雄 221勝 ★
16山本昌 219勝 年限未
17杉下茂 215勝 ★
17村田兆治 215勝 ★
19北別府学 213勝 ★
20中尾碩志 209勝 ★
21江夏豊 206勝 
22堀内恒夫 203勝 ★
23平松政次 201勝 ★
24藤本英雄 200勝 ★
25長谷川良平 197勝 ★
26秋山登 193勝 ★
27松岡弘 191勝 エキスパート候補
28石井茂雄 189勝 
29川崎徳次 188勝 
30杉浦忠 187勝 ★
30足立光宏 187勝 エキスパート候補
32小野正一 184勝 
33西口文也 182勝 年限未 
34斎藤雅樹 180勝 ★
35真田重蔵 178勝 ★
36星野伸之 176勝 
37成田文男 175勝 
38荒巻淳 173勝 ★
38桑田真澄 173勝 候補
40三浦大輔 172勝 年限未
41高橋直樹 169勝 
42高橋一三 167勝 
43坂井勝二 166勝 
44西本聖 165勝 
44佐藤義則 165勝 候補
46土橋正幸 162勝 エキスパート候補
47槙原寛己 159勝 
48石川雅規 156勝 現役

 200勝以上で殿堂入りしていないのは、引退後5年が経過していない山本昌氏と江夏豊氏だけ。江夏氏は清原和博氏と同様、覚せい剤の所持・使用で有罪判決を受けており、この影響が大きいと思われる。

 150勝以上200勝未満では6人の投手が殿堂入りしている。実働期間が短くても一世を風靡する活躍をした投手や、援護が乏しい弱小球団のエースが選出されている。

 2016年に選出された斎藤雅樹氏は180勝だが、最多勝5回、MVP1回と巨人の一時代を支えた。昭和中期の投手のように30勝を挙げるような活躍はしなかったが、ローテーションが確立されて登板機会が減った中で「相対的な好成績」を挙げたことが評価された。これにより、150勝前後の投手にも、今後は殿堂入りの希望が見えてきたと言えそうだ。

救援投手の殿堂入り、日米通算は?

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