大器の片鱗19歳右腕、身体能力抜群の遊撃手 オリックス2018年期待の若手

2年目の山本はウエスタン・リーグで驚異の防御率0.27

○山本由伸投手
 2016年のドラフト4位で入団し、来季が2年目。岡山育ちながら宮崎の都城高に進学し、県大会ではノーヒットノーランを投げるなど、大器の片鱗を感じさせる投手だ。真っ直ぐは150キロを超え、勢い溢れるボールを投げる。ウエスタン・リーグでは8試合に投げて2勝0敗。33回2/3でわずか1失点しか喫しておらず、防御率0.27と驚異的な数字を残した。8月20日のロッテ戦でプロ初登板初先発を果たすと、同31日の同戦では先発して5回2失点でプロ初勝利。ローテの一角に入る可能性を秘める19歳だ。

○吉田凌投手
 山本より1年先輩にあたる2015年のドラフト5位。東海大相模高から入団した右腕は、昨季ウエスタン・リーグで16試合に登板して6勝5敗、防御率2.37と上々の成績を残した。フレッシュオールスターに選出され、10月3日の日本ハム戦でプロ初登板初先発も経験。11月には台湾で行われたアジアウインターベースボールリーグにも参加した。東海大相模高の盟友である小笠原慎之介は中日で先発ローテの一角を担っているだけに、同級生に早く肩を並べたいところだ。

○宗佑磨内野手
 2014年のドラフト2位で横浜隼人高から入団した内野手で、ギニア人の父と日本人の母を持つ。2016年に1軍デビューを果たし、昨季は1軍で10試合に出場したが、打率.182と結果を残せなかった。ウエスタン・リーグでは104試合に出場して、打率.279とリーグ6位の成績をマーク。しなやかな身のこなしを誇り、1軍の内野争いに食い込むことが期待される。

(Full-Count編集部)

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