強烈な存在感放った川崎宗則、米で今も人気「彼は我々の心で永遠に踊り続ける」

カブスでもプレーしていた川崎【写真:Getty Images】
カブスでもプレーしていた川崎【写真:Getty Images】

川崎は「喜びや刺激をもたらした」

 米球界を離れて1シーズンが経過したソフトバンク・川崎宗則内野手は今も米国で人気を博しているようだ。同選手の米挑戦が決ってから6年が経過したことを記念し、MLB公式サイトの動画「Cut4」が特集記事を掲載。「ムネノリ・カワサキが来て6年、彼の大リーグでの最高の瞬間とともに祝おう」との見出しでその足跡を振り返った。

 川崎は2011年シーズンのオフにソフトバンクから海外FA権を行使して米挑戦。翌12年1月にマリナーズとマイナー契約を結んだ。4日(日本時間5日)に特集記事を掲載した「Cut4」では6年前の同日に川崎の渡米が正式に決まったことを回顧。「見たところ、ムニはアメリカに足を踏み入れた瞬間から、みんなに喜びや刺激をもたらした」とし、「最も素晴らしい瞬間」を振り返った。

 特集では、マリナーズ時代にダグアウトで華麗なダンスを披露したシーンやブルージェイズ時代に右腕の力こぶを見せつけて「これはジャパニーズ・ヌードル・パワーだ」と語った英語インタビュー、カブス時代に「必勝」と書かれたハチマキをチームメイトにプレゼントした際の映像などを掲載。「ムニは日本プロ野球に戻ったが、どこでプレーしていても、彼は我々の心の中で永遠に踊り続けるだろう」と締めくくっている。

 米国で通算5シーズンプレー。マイナーリーグでの出場も多く、メジャーでは276試合で打率.237、1本塁打、51打点、12盗塁だったが、その存在は成績以上に人々の心に刻まれている。

【動画】華麗なダンスなど、プレー以外でもメジャーのファンを沸かせた川崎

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