イチロー渡米で「新たな時代が始まった」 MLBで17年、現地で功績称える特集

マリナーズ在籍時のイチロー【写真:Getty Images】
マリナーズ在籍時のイチロー【写真:Getty Images】

去就注目イチロー、「さらに何年も彼を見ることができれば、ただただ幸運」

 イチロー外野手の渡米から丸17年が経過したことを受け、MLB公式サイトがその功績を称える特集を掲載した。同サイトの動画コーナー「Cut4」が名場面動画とともに伝えている。 

 オリックスで活躍したイチローは2000年シーズンのオフにマリナーズと3年契約を締結。2001年にメジャーデビューを果たした。以来、17年間メジャーでプレーし、ここまで通算2636試合に出場。10681打席に立ち、9885打数3080安打、打率.312、117本塁打、780打点、509盗塁の好成績を記録した。 

 特集では「マリナーズがこの日本人外野手と3年契約を結んだ時、太平洋岸北西部で新たな野球の時代が始まった」と言及。デビューから最初の10試合で4度のマルチ安打を記録したこと、右翼の守備で「完璧なレーザービーム」を披露したことなどを紹介。「イチローはすぐさま2001年のマリナーズに衝撃を与えた」と振り返り、同シーズンでマリナーズが116勝を挙げたことも回顧した。 

 イチローが手にした数々のタイトルについても触れており、2004年にメジャー記録となる262安打を記録したこと、オールスター出場が「恒例行事」となったこと、その球宴で唯一のランニング本塁打を記録してることなどにも言及。「44歳のイチローは50歳までの現役続行を宣言している…さらに何年も彼を見ることができれば、我々はただただ幸運だ」と締めくくっている。 

 オフにマーリンズからフリーエージェント(FA)となった44歳は現在、新天地を模索中。FA市場で多くの選手が契約を待つ中、イチローの去就もいまだ聞こえてこない。メジャーで18年目のシーズンを迎えることができるのか。その動向が注目される。

(Full-Count編集部)

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