エンゼルスGMが大谷起用法研究のため来日 大谷&ハムと会談後に骨子固める

鎌ヶ谷での自主トレ後に取材に応じた大谷翔平【写真:細野能功】
鎌ヶ谷での自主トレ後に取材に応じた大谷翔平【写真:細野能功】

ゴールドグラブ賞6度のGM特別補佐チャベス氏も同行

 エンゼルスのビリー・エップラーGMが近日中に来日し、日本ハムの意見も参考にしながら、大谷翔平投手の起用法について模索する。地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」電子版が伝えている。

 メジャーでも前例の少ない“二刀流”実現のため、チーム一丸となったバックアップ体制を敷く。エップラーGMは、チームでスポーツ科学&パフォーマンス部門を代表するバーナード・リー氏、マッサージセラピストの寺田庸一氏、ゴールドグラブ賞6度の元メジャー内野手でGM特別補佐を務めるエリック・チャベス氏を率いて近日中に来日。日本で自主トレーニングに励む大谷と面談し、今後の起用法について話し合いを進めるという。

 記事によれば、エンゼルスはここまで数々の起用案を大谷に提案しているという。エップラーGMは今回の来日について「より互いの意見がすりあわせやすい環境で、起用法について彼(大谷)の考えとフィードバックを得たい。日本での5年間に携わってきた関係者のフィードバックも聞きたい」と話し、より具体的な起用案の骨子を固めることを目的としているという。また、大谷自身や大谷の家族とも交流を深め、より強い絆を築くことも目的としているようだ。

 エンゼルスと契約後に右肘靱帯に軽度の負傷があることが公になった大谷だが、エップラーGMはこの件について再度問題ないことを強調。大谷の代理人が全球団に配布した資料の中で肘の状態は明らかにされており、エンゼルスはMRIを含むさらなる検査を行った上で契約したとしている。また、GMによれば大谷は1月中旬にもマウンドから投球練習を行う予定だという。

 2月のキャンプインに向けて、“二刀流”実現のプランは着々と進められている。

(Full-Count編集部)

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