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西武の未来照らす高卒野手がまた一人 際立った1年目、可能性秘める19歳

中村剛也や浅村栄斗、森友哉など高卒野手の活躍が目立つ埼玉西武。しかし高卒ルーキーと言えば、まずファームで経験を積むことがほとんどだ。一般的に野手の育成は投手に比べて時間がかかると言われており、ファームとはいえプロの厳しい環境は、高校を卒業したばかりの若者に多くの試練を強いる。

今季の飛躍が期待される鈴木将平【写真:(C)PLM】
今季の飛躍が期待される鈴木将平【写真:(C)PLM】

1年目の1軍デビューならずも2軍でポテンシャル示したドラ4鈴木

 中村剛也や浅村栄斗、森友哉など高卒野手の活躍が目立つ埼玉西武。しかし高卒ルーキーと言えば、まずファームで経験を積むことがほとんどだ。一般的に野手の育成は投手に比べて時間がかかると言われており、ファームとはいえプロの厳しい環境は、高校を卒業したばかりの若者に多くの試練を強いる。

 ところが埼玉西武には、今季イースタン・リーグで好成績を残し、早くも大器の片鱗を見せ付けている高卒ルーキーがいた。静岡高校出身のドラフト4位・鈴木将平である。

〇鈴木の2017年ファーム成績
101試合289打数81安打0本塁打32打点 打率.280

 参考として、埼玉西武が誇る高卒野手の先輩たちが、ルーキーイヤーに残したファーム成績は以下の通り。

〇松井稼頭央(1994年)
90試合319打数83安打4本塁打24打点 打率.260

〇中村剛也(2002年)
77試合181打数39安打7本塁打28打点 打率.215

〇栗山巧(2002年)
51試合78打数16安打3本塁打12打点 打率.205

〇浅村栄斗(2009年)
99試合347打数76安打3本塁打27打点 打率.219

〇森友哉(2014年)
68試合232打数79安打5本塁打41打点 打率.341

 この年、1軍で6本塁打を放っている森は別格だが、鳴り物入りで入団した1年目、プロの世界の厳しさを痛感したという選手は少なくなかったはずだ。そんな中、鈴木はチーム4位の101試合に出場し、リーグ4位の打率.280をマークした。これだけでも十分新人離れした成績だが、実は選んだ四球の数も突出している。リーグ7位の39四球は高卒ルーキーの中ではもちろんトップ。盗塁数も、チームトップの15個を記録した。1年目の1軍昇格は叶わなかったが、充実したルーキーイヤーだったと言えるだろう。

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