「興味深い」メジャーへの適応 牧田はパドレス救援陣の鍵、と米番記者期待

パドレスと2年契約を結んだ牧田和久【写真:岩本健吾】
パドレスと2年契約を結んだ牧田和久【写真:岩本健吾】

西武では最近2年は53ホールド、防御率1.91の好成績

 西武からポスティングシステム(入札制度)を利用してパドレスと2年契約を結んだ牧田和久投手。パドレスの球団公式サイトでは、日本で通算53勝49敗、25セーブ、54ホールドをマークしたサブマリン右腕に、チームの絶対的守護神ブラッド・ハンドにつなぐ重要な役割を期待した。

 MLB.comの担当記者が各球団の戦力分析を行う特集の「ブルペン編」を掲載。この中でパドレス番記者を務めるオースティン・レイマンス記者は、現時点で開幕した場合のブルペン陣8人を予想した。守護神の左腕ハンドは昨季オールスターに選出され、72試合で21セーブ、防御率2.16の好成績。記事では「2018年ブルペンの鍵は、新人マキタらがいかにして球宴左腕までボールをつなげるか」だと分析している。

 日本では、リリーバーに完全転向した2016年から2年は、108試合で10勝4敗、53ホールド、防御率1.91と好成績の牧田だが、メジャーでどこまで通用するかは未知数だ。「クエスチョンマーク」という項目では、牧田がいかにメジャーに適応するかが「興味深い」と指摘。同時に、A.J.プレラーGMとアンディ・グリーン監督が買うアンダースローを武器に、バットの芯を外しながら打ち取るスタイルに期待も込めた。

 日本で結果を残してきたサブマリン右腕はメジャーリーガー相手にどのような投球を見せるのか。牧田が勝利の方程式に入ることができればパドレスの勝利はグッと近づくことになる。

(Full-Count編集部)

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