鷹ドラ2の高橋 サブマリンお披露目「ゆっくりでも浮き上がる球筋を」

新人合同自主トレに臨むドラフト2位の高橋礼【写真:福谷佑介】
新人合同自主トレに臨むドラフト2位の高橋礼【写真:福谷佑介】

球界で稀有な存在のサブマリン 大卒右腕は即戦力になれるか

 ソフトバンクのドラフト2位・高橋礼投手(専修大)が開幕1軍入りに意欲を示した。10日、福岡・筑後市内のファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」の室内練習場で新人合同自主トレがスタート。高橋の武器である右アンダースローもキャッチボールで、ホークスの一員として初お披露目された。 

 この日のキャッチボールは軽めではあったものの、同じ大卒ルーキーのドラフト4位・椎野新投手を相手に、サブマリンから浮き上がるボールを投げ込んだ高橋。「渡辺俊介さんの本にもキャッチボールが大事だと書いてありましたし、トレーナーからも強いボールを投げないという指示もあったので、逆に考えてゆっくりのフォームでも浮き上がる球筋をイメージ出来るようにしました」と振り返った。 

 ソフトバンクの新人は近年、高卒新人が多かったこともあり、ルーキーイヤーは体作りに費やされることがほとんど。昨年のドラ1・田中正義投手は即戦力として期待されたが、右肩の故障で出遅れた。高橋は大卒ルーキー。サブマリンという稀有な存在でもあり、即戦力になり得る存在だ。

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