主力大量放出で揺れるマーリンズ、獲得したばかりの二塁手までトレード志願

移籍先候補としてメッツの名前も挙がる

 カブス時代のような、低迷するチームでプレーはしたくないというカストロ。スタントン、ディー・ゴードン(マリナーズ移籍)、マルセル・オズナ(カージナルス移籍)に加え、さらなる主力の放出が予想されるマーリンズが、今後数年は苦しい戦いを強いられる可能性は極めて高い。記事では「もしマーリンズが更なるプロスペクトを得るために彼(カストロ)を放出することを厭わないとなった場合ではあるが、ニューヨーク・メッツがスタントンがトレードされて間もなく、カストロに興味を抱いてると囁かれていた」と“移籍先候補”の名前までも挙げている。

 チーム再建の際、高年俸の主力を放出して若手を補強するのはメジャー球団の常套手段だ。だが、代わりに獲得した有望株の質が良くないことや、黒字経営となった場合、ジーター氏に毎年100万ドル(約1億1100万円)以上のボーナスが支払われる契約になっていると地元紙が報じるなど、総年俸削減のための主力放出には波紋が広がっている。

 記事では「マーリンズは、報道されたところによると、デレク・ジーターを含む新オーナー体制のもとで敢行されているファイヤーセールが続く中、クリスチャン・イエリッチ外野手とJ・T・リアルミュート捕手のオファーにも耳を傾けている。マーリンズのゴールは、開幕戦を迎えるにあたり総年俸を約9000万ドル(約100億円)に留めることだ」とも伝えている。獲得したばかりのカストロまで移籍するとなれば、ファンの失望はさらに大きなものになるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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