MLB51勝右腕、71発大砲、ダルから1試合2発のドラ1三塁手…新加入の助っ人が熱い

日ハムにはレンジャーズの17勝投手、阪神にも期待の大砲

 日本ハムと契約したニック・マルティネスもレンジャーズでの通算4シーズンで68試合に先発した実績を持つ投手。1年目の2014年に29登板(24先発)すると、2年目の2015年は7勝(7敗)、防御率3.96を記録した。ここまで通算17勝。27歳と若く、複数の球団からメジャー契約のオファーもあったという。その中で日本行きを決断しており、大谷翔平が抜けた日本ハムで先発の柱となる可能性はあるだろう。 

 阪神に加入したウィリン・ロザリオも期待の大砲だ。ロッキーズ時代の2012年はメジャーで自己最高の29本塁打をマーク。翌年も打率.292、21本塁打、79打点の成績を収めた。メジャー5シーズンでは打率.273、71本塁打、241打点。韓国プロ野球でも昨季まで2年連続で3割、30本塁打、100打点を記録している。同選手も今年2月で29歳とまだまだ活躍が期待できる選手だ。 

 記憶に新しいところではコルビー・ルイス投手が広島での活躍を経てメジャーに復帰。長らくレンジャーズで先発ローテを担い、2015年には17勝を記録した。ケーシー・マギー内野手も2013年に楽天の日本一に貢献し、翌年にメジャー復帰。マーリンズで打率.287、4本塁打、76打点をマークしてカムバック賞を受賞した。同選手は昨季NPBに復帰し、巨人で48二塁打のセ・リーグ記録を打ち立てるなど活躍。また、今年はマイルズ・マイコラス投手も巨人での活躍を経てメジャー復帰を決め、カージナルスと2年総額1550万ドル(約17億円)で契約している。 

 メジャーで実績のある20代から30代前半の助っ人が相次いでNPB球団と契約している今オフ。この中から第2、第3のルイス、マイコラスは出てくるか。新天地での活躍に期待がかかる。

【図表】歴代助っ人本塁打&勝利数5傑

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