元Gマイコラス、米メディアに“日本愛”語る「ファン恋しい」「素晴らしかった」
巨人ファンに感謝「彼らは本当に力をこめて応援してくれた」
また、NPBを経験する前後の自身の変化については「日本に渡る以前は、直球とカーブ、時折スライダーという感じだった。日本でのシーズンを経てもっと完成された投手になれたと思う。直球、カーブ、スライダー…チェンジアップも混ぜて、球速の変化もつけてカウントも整えて…そんな感じだね」と話しており、投球の幅が広がったと感じているようだ。
さらに、恋しく思っている日本のものがあるかと問われると「そうだね、ファンだよ」と即答。「彼らは本当に力をこめて応援してくれた。試合は完売になるし、トランペット、ホーンなども使ってくれて。素晴らしかったよ」と、地元メディアに対して巨人ファンへの感謝の思いを明かしている。
先発ローテーションの一員として期待されている右腕。名字の「Mikolas」の発音についても聞かれ、「マイコラス…!」と答える場面もあるなど、まだまだ米国での知名度は低い。それでも、巨人で見せたようなピッチングができれば、米国でも確固たる地位を築けるはずだ。
名門球団で先発を務めることについては「光栄に感じている」と話し、「競争に身を投じるのは好きだし、全身全霊をかけてプレーするつもりだ。ピッチング、バント、フィールディング、ダグアウトからの応援など…勝つために出来ることはなんでもしていきたい。勝ちたいんだ」と並々ならぬ意気込みを明かした。日本への感謝の思いを胸に、4年ぶりのメジャーのマウンドに上がることになる。
(Full-Count編集部)