ホークス2018年の助っ人陣容チェック 充実布陣で連続日本一へ死角なし?
守護神サファテは外国人投手初の通算250セーブ、名球会入りにあと21セーブ
【投手】
〇デニス・サファテ投手
2017:66試合2勝2敗54セーブ3ホールド 防御率1.09
NPB通算:421試合26勝20敗229セーブ48ホールド 防御率1.55
鷹の絶対守護神は名球会入り目前。2018年のターゲットはあと21セーブに迫っている外国人投手初の通算250セーブ到達。4年連続30セーブ、3年連続40セーブなどの記録も継続中で、今季もこの最強クローザーが数多くの試合を締めることとなるだろう。
〇リック・バンデンハーク投手
2017:25試合13勝7敗 防御率3.24
NPB通算:53試合29勝10敗 防御率3.18
150キロを超すストレートと大きなナックルカーブが武器のオランダ人右腕。2018年も、王者ソフトバンクの先発ローテの一角に君臨する。特に本拠地ヤフオクドームで圧倒的な強さを誇り、相手チームからすれば、攻略し難い投手の1人だろう。
〇リバン・モイネロ投手
2017:34試合4勝3敗1セーブ15ホールド 防御率2.52
NPB通算:34試合4勝3敗1セーブ15ホールド 防御率2.52
昨季開幕後に育成契約で入団したWBCキューバ代表左腕。ファームでの圧倒的な成績により、入団からわずか1ヶ月ほどで支配下昇格、1軍デビューを果たすと、あれよあれよと言う間にセットアッパーの座に定着。150キロ近いストレートとチェンジアップが武器で、コントロールもいい。22歳と若く伸びしろも十分。
〇ロベルト・スアレス投手
2017:出場なし
NPB通算:58試合2勝6敗1セーブ26ホールド 防御率3.19
2016年に入団したベネズエラ人右腕。プロのキャリアがメキシコでの1年だけで、ソフトバンク入りし、異色の経歴が話題となった。1年目からセットアッパーの座を掴み、最速161キロもマーク。2017年はベネズエラ代表として出場したWBCで右ひじを故障。トミージョン手術を受けてシーズンを棒に振った。今季中に復帰出来る見込み。
〇オスカー・コラス投手(育成)
2017:出場なし
NPB通算:出場なし
モイネロとともに育成契約で入団したキューバ人選手。投手、野手双方でプレー出来る“二刀流”である。U-18キューバ代表選手で、ソフトバンクは長期的に育成するプランで獲得した。
【野手】
〇アルフレド・デスパイネ外野手
2017:136試合478打数125安打35本塁打103打点 .262
NPB通算:418試合1488打数405安打89本塁打290打点 .272
3年間在籍したロッテから2017年に移籍してきた“キューバの英雄”。長打力不足に泣かされた2016年シーズンの反省から、補強の目玉として入団。期待通りにキャリアハイの35本塁打を放ち、本塁打と打点の2冠に輝いた。
(Full-Count編集部)