元Gマイコラスにかかる期待 カージナルスGM、獲得は「理に適った決断」

今シーズンから米国に復帰し、カージナルスでプレーするマイコラス【写真:Getty Images】
今シーズンから米国に復帰し、カージナルスでプレーするマイコラス【写真:Getty Images】

本拠地セントルイスで会見、地元紙「カージナルスは彼の希望球団でもあった」

 巨人からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手が13日(日本時間14日)に本拠地セントルイス入りし、地元メディアを相手に記者会見に臨んだ。日本での3年間で成長し、メジャーの舞台に返り咲く右腕は、ワールドシリーズ制覇11度を誇る名門が意中の球団だったことを告白。一方、ジョン・モゼリアックGMはメジャーでの実績が少ない右腕の獲得について「理に適った決断だった」と明かしている。

 カージナルスのウインター・ウォーム・アップイベントのためにセントルイス入りしたマイコラスは、地元メディアの質問1つ1つに丁寧に応じた。二塁手のジェド・ジョーコとはパイレーツ時代のルームメートで、中継ぎ左腕のタイラー・ライオンズとはパドレス時代のチームメート、そしてマイコラスの母親はフロリダ州ジュピターに引っ越すまでセントルイス在住だったなど、縁は深いという。

 米地元紙「ベルビル・ニュース・デモクラット」電子版は、「マイコラス獲得に動いていた球団は一つではないが、カージナルスは彼の希望球団でもあった」と紹介。本人が「加入したいと思っていたチームから声がかかって、とても光栄だし幸運だと思いました」と話していたことも伝えている。

GMが明かした「決断」、マイコラス獲得は「奇妙に映るかもしれないが…」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY