MLB公式サイト「イチローは日本に戻るかも」 MLB残留へ、候補は「6球団」
イチローは「もっと打席に立てれば、結果を出すはずだ」
2016年8月にメジャー史上30人目の通算3000安打の金字塔を達成したイチローは昨季も数々のマイルストーンにたどり着いた。マーリンズの外野トリオが怪我なく好調だったために、出番は限定的になったが、1995年にジョン・バンダーウォールが記録したシーズン最多代打安打記録にあと1本と迫る27安打を記録した。
「彼が3000安打を達成した後、彼がずっと話していたことに気づかされたんだ。記録達成が目的ではない。記録は後からついてくるものなんだ。彼が心から愛するベースボールをプレーすることが一番なんだ、とね」
こう話しているボッグス氏は「イチローの独自性はどんなチームにおいても出場機会をもたらす。個人的にはもっと打席に立てれば、彼は結果を出すはずだ」と強調している。
2001年から12年シーズンの途中まで活躍したマリナーズの動きが鈍いという現在、移籍先候補はどこになるのだろうか。
「彼ら(どの球団)も彼がマーケットにいることはわかっている。メッツにある程度期待していたが、彼らはジェイ・ブルースとサインした。ビリー・ハミルトンが移籍した場合、レッズにも期待していたが、それが実現しなかった。我々は次の動きを待っているところだ」
「我々は、『もう一度連絡して』と言われ続けている。6チームとね」
MLB公式サイトは、イチローが12月23日にイチロー杯の大会長挨拶で日本復帰の可能性について「ゼロじゃない限りは可能性は残る」と発言したことなども踏まえ、「日本に戻るかもしれない」とのタイトルを付けた。ただ、ボッグス氏はレジェンドにメジャー18年目が訪れることを目指し、全力を注ぎ込んでいる。
(Full-Count編集部)