米で新発見のハチに「ichiroi」 イチローにちなんで命名、論文発表

去就が注目されるイチロー【写真:Getty Images】
去就が注目されるイチロー【写真:Getty Images】

米フロリダ州で発見のハチ、「Diolcogaster ichiroi」と命名

 米国で発見された新種のハチに「ichiro」の文字が加えられた。科学ジャーナル「ZooKeys」に論文が掲載され、米国で話題となっている。

 論文は18日(日本時間19日)に掲載されたもので、新たに発見された10種類のスズメバチのうち、4種類は米フロリダ州に生息。そのうちの1種類がイチロー外野手の名前にちなみ、「Diolcogaster ichiroi」と命名されたという。

 この発表は米国内でも話題となっており、米メディア「アーサー」が特集記事を掲載。「キューバ出身の昆虫学者であり、農業分野の研究者であるホセ・フェルナンデス・トリアーナ氏が、ハチの一種にヒットキングの名前を冠し、『Diolcogaster ichiroi』と命名した」とレポートした。

 同氏は論文の中で命名の理由も説明。「この論文のために調査をしていた時期には、イチローはまだフロリダの球団でプレーをしており、フロリダの地から現れた生物に、彼の名前にちなんで命名をすることはとても理に適ったものでした。残念ながら、新しいオーナー陣が彼を残留させることはなく、多くのマーリンズファンにとって許容される決断ではありませんでした」と綴っている。

 これを受け、「アーサー」は「同氏は一野球ファンとして、イチローにはマーリンズに残って欲しかったと記している」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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