前田健太、メジャー3年目へ成長誓う 目標は「先発で最後まで」

「ドジャース・コミュニティ・ツアー」での前田健太(右)とベリンジャー【写真:盆子原浩二】
「ドジャース・コミュニティ・ツアー」での前田健太(右)とベリンジャー【写真:盆子原浩二】

ロバーツ監督らとイベントに出席

 ドジャースの前田健太投手が26日(日本時間27日)、メジャーで3年目となるシーズンへ意気込みを語った。この日はデーブ・ロバーツ監督、エースのクレイトン・カーショー投手らとともに、シーズンオフ恒例の「ドジャース・コミュニティ・ツアー」最終日のイベントに出席。先発ローテを守り抜く覚悟を見せた。

 ドジャースに加入して2年が経過し、「生活とか何かは変えていくことはないと思う。いつも通り、あんまり変えていくことはない」という右腕。「相手との対戦も増えてきますし、簡単にはいかないことが増えてくると思うので、そこでしっかり抑えていけるように成長していかないといけないなと思います」と3シーズン目となる戦いを見据えた。

 昨季は先発投手として2年連続の2桁勝利(13勝)を記録したが、一時は中継ぎで起用され、ポストシーズンでもリリーフに回った。結果、ポストシーズンは9登板で2勝0敗、2ホールド、防御率0.84の好成績を記録。中継ぎでも高い評価を得た。

 それでも先発へのこだわりを見せ続けてきた前田はこの日改めて「今季はローテを1年守る? それがベストなので、先発で最後まで投げていけるように頑張りたいなと思います」と目標を宣言。2シーズンで61登板(57先発)で29勝17敗1セーブ、防御率3.80をマーク。今季はシーズンを通してローテを守り抜き、チームをワールドシリーズ制覇へと導けるか。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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