広島&鷹はゼロ、燕は最多6人…1軍キャンプ抜擢30人、開幕1軍つかむ新人は?

日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:石川加奈子】

注目選手多数、開幕1軍つかむ新人は

 いよいよプロ野球の2018年シーズンが動き始める。各球団とも2月1日から各地で春季キャンプがスタート。唯一海外でキャンプを行う日本ハムはすでに1次キャンプ地の米アリゾナ州へと移動した。オフのチーム編成を経て12球団がどのような仕上がりを見せるのか注目される。 

 そんな中、あらかじめ振り分けられたメンバーでは1軍(A組)に抜擢された新人も数多くいた。昨季リーグ王者の広島、ソフトバンクは分厚い選手層も影響し、1軍スタートはゼロとなったが、全体で30人のルーキー(ロッテのみ1、2軍の振り分けなし)が抜擢。ドラフト1位では7球団が競合した清宮幸太郎内野手が日本ハムの新人で唯一1軍スタートするなど、7人の“ドラ1”が1軍に入った。 

 またヤクルトでは最多のルーキー6人が1軍スタート。次いでDeNAと楽天が5人、オリックスが4人と続く。今年も高校通算111発の清宮をはじめ、社会人ナンバーワン左腕と評された田嶋大樹投手(オリックス)、最速155キロ右腕・馬場皐輔投手(阪神)、中日で唯一1軍スタートとなった鈴木博志投手ら注目の選手多数。この中からどの選手が開幕1軍をつかみ、飛躍を遂げていくのか。ルーキーたちの熱い戦いに注目だ。

【表】開幕1軍つかむのは? 一軍キャンプ抜擢の新人選手一覧

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