西武ファンクラブ7万人突破 キャンプイン前では球団史上最高「予想超える」

西武のファンクラブ早期入会特典で貰える卓上カレンダー【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
西武のファンクラブ早期入会特典で貰える卓上カレンダー【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

入会特典は在庫切れ商品も

 埼玉西武ライオンズの2018年ファンクラブ会員数が7万人を超え、キャンプイン前の会員数としては過去最高を記録した。

 チームは昨年レギュラーシーズン2位と4年ぶりのAクラス入りを果たし、クライマックスシリーズにも出場。クライマックスシリーズのチケットはファンクラブ会員先行販売でほぼ完売し、一般発売では入手しづらかったことも会員数増加の要因と考えられる。

 さらに昨年11月に開催されたアジアプロ野球チャンピオンシップの日本代表メンバーに山川穂高内野手、外崎修太内野手、野田昇吾投手が選出されるなど、オフシーズンにも選手の活躍が見られたことも大きいのではないかとファンクラブ担当者は話す。

 今オフは、ファンが楽しめるさまざまな企画も行われた。12月には球団初の試みとなったファンミーティングを開催し、岡田雅利捕手、浅村栄斗内野手、金子侑司外野手が参加。チケットは1万8000円と高額だったが、定員160人分が発売10分で完売し、シーズン中とは違う選手の一面が見られるイベントは好評を得た。さらに、クリスマスにはブロンズステージ以上のファンクラブ会員全員にクリスマスカードが送られ、オフシーズンでもライオンズを身近に感じられるような工夫が凝らされた。

 ファンクラブ入会特典もすでに在庫切れになっている商品もあり、中でも栗山巧外野手、菊池雄星投手、球団ウグイス嬢の声が入った目覚まし時計「レオクロック」は人気を集めた。

 ファンクラブ担当者は「予想を超えるご入会をいただいたため、商品が追い付かずファンの方には大変申し訳ないと思っています。今回、ファンの皆さんからいただいたご意見を今後に活かしたいと思います」と話し、「ご入会いただけると、ユニフォームなどのグッズに加え、内野指定席の引換券や先行販売、会員価格での販売などの特典がついています。さらに1月31日までにご入会いただくと、オリジナル卓上カレンダーもプレゼントしていますので、ぜひこの機会にたくさんのファンの方にご入会いただければ嬉しいです」と、更なる会員数の増加に期待を寄せた。

(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)

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