新人王&MVPイチロー、15勝松坂らも貢献 MLB公式サイトが最強チーム25傑選出

ワールドシリーズ制覇に貢献した松井秀喜【写真:Getty Images】
ワールドシリーズ制覇に貢献した松井秀喜【写真:Getty Images】

2009年のヤンキースは14位に選出、松井はワールドシリーズMVPに

 この年、松坂は「Dice-K」の異名とともに32試合に先発して15勝12敗、防御率4.40、岡島は66登板で3勝2敗27ホールド5セーブ、防御率2.22をマーク。また、松坂はワールドシリーズで日本人投手として初先発を果たし、初勝利を挙げている。

 また、14位には松井秀喜外野手が所属した2009年のヤンキースが選出。現時点でこれが球団最後のワールドシリーズ制覇となっており、寸評では「09年のヤンキースは27回目のワールドシリーズタイトルをもたらした。秋のクラシックを勝利したニューヨークの最後のチームは他に類を見ないほど重厚なラインアップを擁していた。デレク・ジーター、アレックス・ロドリゲス、ロビンソン・カノ、マーク・テシェイラ、そして、先発ローテーションはブルドッグと呼ばれた全盛期のCCサバシアが牽引していた」と評した。

 特集には名前が登場していないが、この年は松井も故障に苦しみながら主に「5番・DH」でスター揃いの打線の中軸を担い、レギュラーシーズンで打率.274、28本塁打、90打点を記録。さらにワールドシリーズでは打率.615、3本塁打、8打点と衝撃的な活躍を見せ、ワールドシリーズMVPに輝いた。

 一方、トップ10に選出されている中でここ20年のチームは6位に入った2016年のカブスと1位に輝いた1998年のヤンキースのみだった。

 メジャーの歴史に残る強さを誇ったチームでは複数の日本人選手も活躍。今後もメジャー史に名を刻む日本人選手は登場するだろうか。

(Full-Count編集部)

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