プイグは癌患者の子供のため丸刈りに…ドジャースと地元LAの“壮大”な触れ合い

マエケンも取り組みに感心「少しでも協力できれば」

 25日のシェーブ・パーティでは、癌と闘う子供たちによる“断髪式”で、プイグが髪を全て剃り落とした。子供たちはスター選手の揃うドジャースのなかでも人気を誇るプイグとの触れ合いに笑顔が絶えなかった。

 また、26日のイベントには前田も参加。「子供たちのために遊び場をつくろう」という企画に、日本人の妻を持つアルハンブラ市のジェフリー・コージ・マローニー副市長(6月には市長に就任)は「ドジャースという特別なチームが、このドジャースファンが多いアルハンブラに来てくれるのはとても特別な機会です。子供たちが多い地区で、遊べる施設が常に最高の状態を保てるのは本当にありがたく思っています。たくさんのボランティアの方々の協力なしには実現しませんでした。とても感謝しています」と喜びを隠せなかった。

 また、前田もこのイベントについて「日本ではなかなかないと思いますね。いいと思います。球団がいろいろアメリカはやると思うので、少しでも協力できればと思います」と振り返っている。ドジャースがメジャー屈指の人気球団でいられるのには、確かな理由があるのだ。

 感謝の気持ちも込め、地元コミュニティとの触れ合いも徹底的に行うメジャー球団、そして選手たち。日本のチームが参考にすべき部分も多いと言えそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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