侍・稲葉監督が鷹キャンプ視察 千賀は「先発」、柳田は「すごい体」

ソフトバンクのキャンプを視察した稲葉氏と工藤監督、達川コーチ(左から)【写真:藤浦一都】
ソフトバンクのキャンプを視察した稲葉氏と工藤監督、達川コーチ(左から)【写真:藤浦一都】

千賀に「投手陣を引っ張って」、柳田は「どの打順でもこなせる」

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督が2日、ソフトバンクの宮崎キャンプを視察。工藤公康監督らと言葉を交わすとともに、3月の代表戦のメンバーに選出した柳田悠岐や千賀滉大とも顔を合わせた。

 3月3日、4日にオーストラリアを迎えて行われる「ENEOS侍ジャパンシリーズ」を前に、稲葉代表監督がソフトバンクのキャンプを視察に訪れた。選手がアップを続ける間、工藤監督と談笑。ソフトバンクに対して「魅力的な選手が多いし、工藤監督は(代表に)ご理解があり『日の丸をつけて戦うのは名誉なこと』と言っていただいている。協力的なので非常にありがたい」と感謝の意を表した。

 また、3月の代表戦メンバーとして先行発表されているソフトバンクの千賀滉大、甲斐拓也、柳田悠岐については次のように語った。

「千賀は今のところは先発として考えている。WBCも経験しているし、日本を代表する投手になれる存在。(代表の)投手陣を引っ張ってもらいたい。甲斐にとっては初のフル代表なので、どういう感じか経験してもらえたらと思う。柳田はすごい体になってきている。打てて足もあるし、選球眼もいい。(打線の)軸になってほしい選手。どの打順でもこなせるので、これから彼を活かせる打順を考えていきたい」

 また自身と打撃フォームがそっくりで前回のU-23代表にも選んだ上林誠知については「長い目で見ていきたい選手」と語った。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY