体重110キロ超、ロッテ井上が驚きの二盗 井口監督「行こうとする姿勢は大事」
アジャ井上がシート打撃で二塁への盗塁を成功
体重110キロ超えのアジャことロッテ井上晴哉内野手がなんと2日に行われた今季初のシート打撃で二塁への盗塁を成功させた。
1軍公式戦111試合出場で、もちろん盗塁は1個もない。鈴木の打席で、2死一塁のランナーになり、酒居の初球に走った。「(井上の盗塁は)全く期待していない」と笑う井口監督だが、「行こうとする姿勢は大事。まずやってみなければ、何事も起こらない」とチャレンジ精神を買った。
50メートルは7秒を切り、30メールは4秒01程度といい、決して鈍足ではなさそうだ。シート打撃でも二木から右前打を記録し、「最低限は」と井上。「休みなく振ってる感じだが、みんなが声を出しているので動ける。ユニフォームを着て体力面が一番の課題と感じる」と話した。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)