ロッテキャンプ参加の大隣がフリー打撃登板、「真っすぐだけ」で安打性4本

ロッテ・大隣【写真:細野能功】
ロッテ・大隣【写真:細野能功】

根元にアーチ許すも「しっかり投げられた」、7日にはシート打撃登板「結果が問われる」

 ロッテの石垣島キャンプにテスト参加している元ソフトバンクの大隣憲司投手(33)が4日、午前中のフリー打撃に登板。打者相手に投げ「真っすぐだけだけれど、指にかかったボールは差し込めて、自分のフォームで投げられた」と手応えを口にした。

 左の香月、根元に49球。香月にはバットの芯を外し、ヒット性の打球は2本程度。根元には1本右翼席にアーチを許したが、その他は安打性の打球は1本程度で、力のある球を投げられることを証明してみせた。

「この時期、打撃投手を経験したことがない。それでもしっかり投げられた」とプロ通算52勝の実績は揺るがない。昨季はソフトバンク投手陣の厚い壁に阻まれ、1軍登板は1試合だったが、左腕不足のロッテなら、このまま順調にいけば、貴重な左腕として、生きる道を確保できる。

「まだ100%の状態ではないが、次は右打者相手にどう投げるか。次は結果が問われる」

 7日に登板予定のシート打撃で大きくアピールしたい。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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