中日の3年目左腕・小笠原がキャンプ2度目の打撃投手登板「あとは感覚」

春季キャンプに参加している中日・小笠原慎之介【写真:福谷佑介】
春季キャンプに参加している中日・小笠原慎之介【写真:福谷佑介】

変化球も交えて松井佑介に25球、福田永将に23球

 中日の小笠原慎之介投手が沖縄キャンプ4日目の4日、早くも、このキャンプ2度目のバッティングピッチャーを務めた。松井佑介外野手、福田永将内野手の2人と対戦。松井佑には25球を投げ、3本の安打性の当たりと1本の柵越え。昨季18本塁打を放っている福田には23球を投げて3本の柵越えを含む7本の安打性の当たりを許した。

 この日はカーブなど変化球も交えての投球となり「変化球も投げていいということだったので入るか確認しました。最初はボールが多かったですけど、途中から入るようになった。あとは感覚なので、ピッチングなどで修正していきたい」。福田との対戦では投げる瞬間に声が出るなど力がこもり「真っ直ぐが通用するか確認したかったので」と、明るい表情を浮かべた。

 第1クールで2度の打撃投手登板とハイペースで調整が進む左腕。今季はシーズンを通してローテの一角を担うべき存在で「順調に来ています。ペースを上げず、ペースを保って仕上げていきたい。焦ることはないと思います。1か月ちょっとあるので、土台をしっかり作り上げて、バランスとタイミングを合わせていければいいかなと思っています」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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