ロッテ第1クール終了、ドラ4菅野評価急上昇 井口監督「スタメンも考えていい」

春季キャンプに参加しているロッテ・菅野剛士【写真:細野能功】
春季キャンプに参加しているロッテ・菅野剛士【写真:細野能功】

菅野「言われれば、どこでも守る」

 ロッテの石垣島キャンプ第1クールは、心配された悪天候も初日だけで、3日間メイン球場でシート打撃が行われ、無事終了した。

 井口監督は「ひとまず実戦ができたのは収穫。(第3クールの紅白戦に向け)これからいよいよ競争。選手も第1クールで、ピッチャーの生きた球を見ることはなかったと思う。紅白戦の結果で、次の(台湾)ラミゴ戦(17、18日)の先発メンバーが決まる」と選手を鼓舞した。

 評価を急上昇させているドラフト4位の菅野は、宮崎から中前打。第2打席は遊ゴロに終わったが、シート打撃3日間で6打数4安打。井口監督は「スタメンも考えていいような形になっている。選球眼もいいし、思った以上に守備も脚もいい。レギュラーとしてやっていける選手じゃないかと思う」と話した。

 中堅はこのまま順調なら荻野で、左翼は角中の布陣。チャンスは右翼で、菅野も「言われれば、センターであろうとどこでも守ります」と語っており、清田、加藤らとのスタメン争いが激化しそうだ。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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