ホークス千賀、ブルペンで最多173球の熱投「去年の何倍もいい」

ブルペンで投げ込みを行ったソフトバンク・千賀【写真:福谷佑介】
ブルペンで投げ込みを行ったソフトバンク・千賀【写真:福谷佑介】

昨春のキャンプはWBC球への適応に苦しんでいた右腕

 ソフトバンクの千賀滉大投手が宮崎キャンプ第2クール初日の6日、ブルペンで自身最多となる173球の投げ込みを行った。

 この日も、最高気温7度の厳しい冷え込みとなったキャンプ地の宮崎。だが、ブルペンの一番端に陣取った千賀の投球はどんどん熱を帯びていった。変化球を交えた投球はその数を増やしていき、173を数え「マメが不安だったけど、結構いい感じでした。だんだんと力が入っていった」と振り返った。

 昨季はWBC出場に備え、WBC球で練習を行っていた。その適応に苦慮していたこともあり、今季の仕上がりは昨季の比にならないほど順調だ。「去年の何倍もいい。早過ぎるくらい」。昨季は自身初の最高勝率のタイトルを獲得した千賀。2年連続日本一を目指すソフトバンクの大黒柱として期待が大きい右腕は、順調に調整を進めているようだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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