元スカウトが“リアル”予想 大谷1年目は「12勝&13発」、「壁に当たる」とも
「かず壁に当たる」も…「彼は若くて伸びしろがたくさんある」
一方、「負け数もかなり多くなると思う。メジャーに来てまず壁にぶち当たると思う」とも元スカウトは指摘。なかなか簡単にはいかないという見立てだが、それは本人も望むところだろう。本人は自分自身についてまだまだ成長過程だと考えており、エンゼルスのビリ・エプラーGMも、ほかの23歳と同様に大谷も育成の途中という認識だとすでに説明済み。メジャーでの適応に向けて「彼が必要なだけ時間を与える」とも話している。
この元スカウトも「でも、彼は若くて伸びしろがたくさんある。そして、その壁を乗り越えて大きく羽ばたいて行くと思うよ。そのための時間を彼にはあげたいね」と言及。さらに「マイナーでじっくりというのもいいと思うよ。でも、そうもいかないだろうけどね。日本からアメリカに挑戦しようとする若者を応援したいね」とも口にした。
2月6日は、ベーブ・ルースの123歳の誕生日だった。大谷は「野球の神様」以来となる偉業を達成できるのか。マイナー契約でスタートする23歳に大きな期待がかかっている。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)