ヤクルト青木は躍動できるか 日本球界復帰後に最も活躍した野手は?

城島はケガに泣き引退、西岡は復活に期待

 中島裕之は実力的には十分MLBで通用すると思われたが、アスレチックスに移籍後、MLB昇格ならず。オリックスに復帰し、年々数字を上げていっている。西岡剛は28歳と最も若くNPBに復帰し阪神で1年目は活躍したが、以後、相次ぐ故障に泣き本来の姿を取り戻せていない。奮起が期待される。

 城島健司は唯一の捕手。MLBでも評価は高かったが、自らの意思で日本復帰。西岡と同様に阪神で1年目は活躍したが、故障のため3年で引退した。岩村はMLBでは新興のデビルレイズで活躍したが、試合中の大ケガのため、以後、出場機会が減り、松井稼頭央と同時に楽天に復帰。しかし、かつてのような活躍はできないまま35歳でNPBを退団した。

 田口壮は、MLBではスーパーサブ的な存在としてカージナルスなどで8年間活躍。古巣のオリックスに復帰した年には40歳だったが、なお2シーズンプレーした。今はオリックスの2軍監督だ。川崎宗則が昨年、ソフトバンクに復帰したのは記憶に新しい。今季は未契約。去就が注目される。

 青木宣親は1月5日で36歳になった。ベテランの領域だが、ここからもう一仕事した選手もいる。NPBでどこまで活躍することができるだろうか注目だ。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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