“ダル資金”を捻出中!? ヤンキース&ドジャースも消えてないと米記者が伝える
ツインズが「正式オファー」との報道も…贅沢税が“足枷”の名門2球団も諦めず?
MLB各球団のバッテリー組のキャンプインが1週間後に迫り、ドジャースからFAとなったダルビッシュ有投手の去就問題は決着へ向けてようやく活発な動きを見せている。ESPNは当初から熱心だったツインズが「正式オファー」を出したと報じたが、スクープを連発する敏腕記者はヤンキース、そして昨季途中から所属したドジャースもまだ消えていないと伝えている。
米複数メディアの報道を総合すると、ツインズが出したオファーは総額1億ドル(約110億円)を超える4、5年契約と見られている。FA市場NO1評価のダルビッシュ獲得には、少なくとも同等の金額が必要と見られ、準備できる球団も限られてる。
ツインズ、カブスなどとともに、当初から獲得の有力候補と見られていたヤンキース、ドジャース。ただ、最大のネックとなっているのは贅沢税だ。大物が多い来オフのFA市場も見据え、今季は選手年俸を抑えて、なんとしても贅沢税を回避したい方針で、ダルビッシュ獲得は現実的ではないと見られていた。
実際に、両球団の強化責任者は大物FA選手の補強に消極的な姿勢を示し、“撤退”と報じられたこともあったが、まだ諦めてはいないようだ。困難と見られている球団内の高額選手の放出を引き続き画策し、“ダルビッシュ資金“を捻出しようとしているという。