“ダル資金”を捻出中!? ヤンキース&ドジャースも消えてないと米記者が伝える

未契約のダルビッシュ獲得へ、ヤンキースもドジャースも「資金繰り」

 米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は7日(日本時間8日)の記事で、ヤンキースの先発投手が田中将大、ルイス・セベリーノ、ソニー・グレイ、CC・サバシア、ジョーダン・モンゴメリーの5人で固まっているように見えると分析しつつ、「しかし、球団はダルビッシュ争奪戦に参戦することへの可能性を含んだ他の争奪戦に向けた資金繰りのため、中堅手のジャコビー・エルズベリーをトレードしようとしている」と伝えた。

 さらに、ダルビッシュの古巣についても「ドジャースは、年俸に関する余裕を作り出すために外野手のマット・ケンプを移籍させることを望んでいる。そしてそれは、ゆっくりと進んでいるダルビッシュとの交渉において手柄を立てる要素になるのかもしれない」とレポート。FA市場が歴史的な“停滞“ぶりを見せており、幸運なことにダルビッシュはまだ他球団と契約に至ってない。東西の名門は選手総年俸で余裕を作り出すことができれば、獲得に本腰を入れることになるという。

 ローゼンタール氏の記事を受けて、CBSスポーツのマイク・アクシサ記者は米メディア「リバー・アベニュー・ブルース」に寄稿した記事の中で「ヤンキースはまだ先発投手を探している」と伝えた。争奪戦はどのような結末を迎えるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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