ホークス工藤監督、中田から場外弾含む5発の福田に笑顔「使ってあげたい」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

キャンプは第2クール終了、打撃投手登板延期の田中には「無理させてもね」

 ソフトバンクの宮崎キャンプは9日、第2クールが終了した。このクールは投手陣がフリー打撃の打撃投手を務めるなど、調整の段階が上がり、11日からの第3クールではより実戦に近づくシート打撃がスタートする。第2クールが終わり、工藤公康監督は「順調にきているんじゃないかなと思います」と選手たちの仕上がり具合に納得の表情だった。

 この日のフリー打撃では、福田秀平外野手が中田賢一投手から場外弾1発を含む5本の柵越えを放った。これには指揮官も「いいバッティングをしていたね。ああやってバッティングでああいう姿を見せてくれるのは嬉しいですし、投手は投げているところで打ってくれると、使ってあげたいなという気持ちになる」と顔をほころばせていた。

 一方で、マメの影響で打撃投手登板が再度延期になった田中正義投手については「無理させて変なフォームで投げてバランスを崩してもね。よくなるまでは調整してもらって、投げられるようになってから見て、評価することになります」と、まずは完治を優先させる考え。第3クールからは、第2クールでA組、B組で打撃投手を務めた中から、数人がA組に昇格する可能性がある。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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