A組昇格のホークス笠谷、柳田を三振斬りも… “まっタレ”に「申し訳ない」

ソフトバンク・笠谷俊介がシート打撃に登板【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・笠谷俊介がシート打撃に登板【写真:藤浦一都】

第3クールからA組に昇格し、早速シート打撃に登板

 ソフトバンクの笠谷俊介投手が宮崎キャンプ第3クール初日の11日、主力組が顔を揃えるA組に昇格し、早速シート打撃に登板した。

 この日登板した投手の中で1番最後にマウンドに上がった20歳の左腕は、いきなりチームの主砲である柳田悠岐外野手と対戦。フルカウントからの6球目でバットに空を切らせて空振り三振を奪った。その後は上林誠知外野手、楽天からトレードで加入した西田哲朗内野手、甲斐拓也捕手らと対戦。打者7人と対戦し、ヒット2本に抑え込んだ。

「クイックの時のコントロール、速さがもう少し出せたら。今日の悪かったところの修正です」と降板後はブルペンで42球、クイックモーションでボールを投げ込んだ。「真っ直ぐはいいボールもあったし、チェンジアップも腕を振れてきた」と、この日の投球を振り返った。

 柳田を空振り三振に取った外角低めのボールは136キロ。「真っ直ぐだったんですけど、思い切り投げたら、指にボールがかからなかった。“まっタレ”になってしまって。ギータさんも真っ直ぐ1本で待っていたと思うんで、申し訳なかったです」。指にかからなかったことで、手元でタレたボールになってしまったことを反省し、苦笑いだった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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