マーリンズ、試合中の余興も終了!? NY紙「ジーターが神話上の生き物を解雇」

NY地元紙も報じる「デレク・ジーターが神話上の生き物をクビに」

 また、2003年のワールドシリーズ制覇の功労者、ジャック・マキーオン元監督、ジェフ・コーナイン元内野手という功労者もアドバイザーから解任。他にも多くのスタッフがクビとなり、7日(日本時間8日)には「ビリー・ザ・マーリン」と呼ばれるカジキマグロの球団マスコットの“中の人”であるジョン・デチッコさんまで“解任”。ニュースとなっていた。

 ただ、“中の人”が変わっても「ビリー・ザ・マーリン」は残るため、ESPNは今回の「グレイト・シー・レース」中止のニュースの中で「コスチュームの中にいる人間は異なるが、ビリー・ザ・マーリンは今シーズン、まだマーリンズ・パークを泳ぎ回ることができる」と“違い”を説明。レースに参加していた4つの海の生き物は、もう見られなくなってしまうかもしれないのだ。

 ヤンキースではスーパースターで、人格者としても知られるジーター氏だが、オーナー就任後にはイメージダウンとなってしまっている。ニューヨークメディアも辛辣で、地元紙「ニューヨーク・ポスト」も今回の「レース中止」について「デレク・ジーターが神話上の生き物をクビに」とタイトルをつけ、「マイアミで安全な者はいない。神話上の生き物でさえもだ」と報じている。

 こちらも、「ビリー・ザ・マーリン」を引き合いに出し「先週、マーリンズはビリー・ザ・マーリンの内部にいる人間を解雇した。ボブ・ザ・シャーク、フリオ・ザ・オクトパス、エンジェル・ザ・ストーンクラブ、スパイク・ザ・シードラゴンはそれほど幸運ではなく、新たな職を探さなければならない」と言及している。

 これも経費削減の一部なのか、それとも、ただのイベント変更なのか。いずれにせよ、マーリンズで次々と起こる“変化”に地元メディアやファンは戸惑っているようだ。

【画像】「デレク・ジーターが神話上の生き物をクビに」…今季は中止と発表された海の生き物のマスコットたちによるレースの様子

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