ハム清宮、米キャンプ終えて充実の表情「今までにない新鮮な時間だった」

日本ハム・清宮幸太郎【写真:盆子原浩二】
日本ハム・清宮幸太郎【写真:盆子原浩二】

金子コーチから熱心な指導「根本的なところから守備を見つめ直すことできた」

 日本ハムは14日(日本時間15日)、第3クール最終日を迎え、米アリゾナ州スコッツデールでの1次キャンプの全日程を終えた。この日は予定通り午前9時から練習が始まり、メニューを滞りなくこなした。ドラフト1位で入団した注目のルーキー清宮幸太郎内野手は守備を中心にこなしたキャンプを振り返り、「今までにない新鮮な時間だった」と手応えを口にした。

 清宮はこの日、フィールディング、スローイング、ランニングといつものメニューをこなした後、10時30分ころからケージでトス打撃を実施。素振り10本、トス打撃は斜め前から29本、正面から21本と計50本をこなした。栗山英樹監督、侍ジャパンの稲葉篤紀監督らも見守り、終了後には栗山監督から言葉を受ける場面もあった。

 右手親指打撲の影響により、米キャンプは守備練習を重点的に行い、金子誠・内野守備コーチから熱心に指導を受けてきたルーキー。10日(同11日)には打撃練習も再開させ、対外試合デビューも果たした。

 清宮は金子コーチとの守備練習を振り返り、「根本的なところから守備を見つめ直すことができた。いろいろな形も学ぶことができた。今までにない新鮮な時間だった」と充実の表情。打撃練習再開にも「(親指は)全然問題ないです」と話し、「(打撃は)まだまだかなと思うけど、それでも何となく形になってきている。そんなに力を込めて振ってない。沖縄に行ってからゆっくり自分のペースでやれればなと思います」と話した。

 栗山監督からも「バッティングも焦らず自分のペースでやってくれ」と声をかけられたという18歳。17日から沖縄に移って行われる2次キャンプに向け、「バッティングとかもだんだんペースが上がってくると思いますけど、自分の調子を崩さずに最大限の力がしっかり試合までに出せるように準備していきたいと思います」と意気込んだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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