カブスと大型契約、ダルビッシュに最大160億円超の価値ある? 米メディア検証

FA市場で大きな注目を浴びたダルビッシュ有はカブスと契約【写真:西山和明】
FA市場で大きな注目を浴びたダルビッシュ有はカブスと契約【写真:西山和明】

大型6年契約は「法外」も…ダルビッシュは「金額に見合う投手」

 ドジャースからフリーエージェントとなったダルビッシュ有投手がカブスと6年契約を結んだ。現地報道によると、総額1億2600万ドル(約135億円)、出来高を含めると最大で1億5000万ドル(約160億5000万円)に達するという。現地ではカブスのFA契約史上で4人目の1億ドル超えとなったことが伝えられるなど、今オフ最大の大型契約に大きな注目が集まった。

 その中で米NBCスポーツ電子版が、ダルビッシュにその巨額な契約額と見合う価値があるのかを検証する特集を実施。これまでの成績を基に分析を行っている。

 記事では最大1億5000万ドルという金額について「法外な金額に思える」としつつ、これまで残した成績を検証。「金額に見合った投手」と結論付けている。

 特集で挙げているのは100先発登板以上の投手の奪三振率(※K%:奪三振数を打席数で割った数字)、1000奪三振到達スピード、2012年から2017年における2桁奪三振試合数、250奪三振以上+150被安打以下のシーズン比較など。記事によると、ダルビッシュの奪三振率は29.7%で歴代トップ。2位にクリス・セール(29.2%)、3位にスティーブン・ストラスバーグ(29.0%)、4位にランディ・ジョンソン(28.6%)、5位にクレイトン・カーショー(27.9%)と続いている。

1000奪三振到達に擁した試合数はメジャー史上最少

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY