中日松坂、ブルペンで60球 次クールにも打撃投手登板「狙う的が欲しい」

キャンプに参加している中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】
キャンプに参加している中日・松坂大輔【写真:荒川祐史】

ほぼ全球種投げ納得できず「打者に対して投げ出したら変わってくる」

 中日の松坂大輔投手が沖縄キャンプ第3クール3日目の16日、ブルペン入りし、投球練習を行った。この日、投手陣の先陣を切ってブルペンに姿を見せると、捕手を座らせて60球を投げ込んだ。

 前日の起亜タイガースとの練習試合中に6日ぶりにブルペンで軽めの投球練習を行っていた右腕。この日はカーブ、スライダー、シュート、カットボール、チェンジアップとほぼ全球種を投げた。投球練習終了後には再び立ち投げでフォームを確認した。

 投球練習終了後は「全然納得はいかないですね。ちょっとまだ使い方に悩んでいるところがある。ちょっとずつ変えながら投げている。どっちがいいのかな、と考えながら投げている」とし、不満げな様子。ただ、段階としては上がっているようで「打者に対して投げ出したら変わってくるんじゃないですかね。打者に対して投げていっていいかなという感じですね。狙うための的が欲しい」と語り、次クールにもバッティングピッチャーとして登板するプランを示していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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