広島“開幕投手”2年目左腕・高橋昂が3回無失点　「状態は上がっていく」

今年初の対外試合に先発、中日打線を1安打に封じる

　リーグ3連覇を狙う広島。18日、今年初の対外試合となった中日戦（コザしんきんスタジアム）の先発マウンドに上がったのは高卒2年の高橋昂也。チーム初戦の“開幕投手”に指名された左腕は3回1安打無失点の好投を見せた。

　初回こそ2死一、三塁のピンチを背負ったが、その後は落ち着いた投球で中日打線を寄せ付けなかった。直球の最速は143キロをマーク。それでも「まだ、課題もありましたし。多少球にばらつきがありましたので、制球面、真っすぐの走りとか、まだ腕は振れたと思う」と反省を口にした。

　高橋昂は2016年のドラフトで広島から2位指名を受け入団。ルーキーイヤーの昨年は2軍で7試合に登板し2勝0敗、防御率1・29をマーク。10月のファーム日本選手権では先発し6回2失点の好投を見せ、2軍の日本一に貢献した。

「まだまだ、状態は上がっていくと思う」。実戦でチャンスをものにし、猛アピールを続ける左腕は開幕1軍に向け結果を残し続ける。

（Full-Count編集部）