ホークス新人好投の裏で試行錯誤 2015年ドラ1高橋純平の今

ソフトバンク・高橋純平【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・高橋純平【写真:福谷佑介】

キャンプでは高橋礼、渡邉雄大の新人2人が好投、ドラ1右腕は今…

 次々に名前が出てくる、ソフトバンクの若手投手。第4クールが終わった宮崎での春季キャンプでも、新たに楽しみな若手が現れている。ドラフトで加入したばかりのドラフト2位・高橋礼投手、そして育成6位の渡邉雄大投手だ。

 第4クール最終日に行われた紅白戦でA組の野手を相手に、初の実戦登板の舞台を踏んだ2人。ともに持ち味を発揮して好投し、工藤公康監督ら首脳陣からも好評価を得ていた。その一方で気になるのは、ここ数年、大きな期待を背負ってホークスに入団してきたドラフト上位の選手たちのことである。

 2015年のドラフト1位で県岐阜商高から入団した高橋純平投手も、その中の1人であろう。

 現在、宮崎キャンプのB組で汗を流している背番号47は、新たなフォームを固めている真っ最中である。

 昨秋、新たにコーチとなった久保康生2軍投手コーチの下で、グラブをはめた左手を頭上高く掲げるフォームに着手した右腕。12月、1月と、このフォームで自主トレを継続してきた。ただ、これはあくまでも、上体が突っ込みやすい癖の矯正のためで、右腕いわく「過剰に意識し過ぎた」のだという。キャンプが始まると、工藤公康監督、倉野信次投手統括コーチの下で、再び左手を肩ほどの高さに掲げるフォームへと修正することになった。

2月16日に打撃投手に登板、18日のブルペンは「凄く良かった」

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