米復帰の元Gマイコラス、日本での“カルチャーショック”語る「ファンが…」

今季からカージナルスに所属するマイルズ・マイコラス【写真:編集部】
今季からカージナルスに所属するマイルズ・マイコラス【写真:編集部】

巨人では3年間で31勝をマーク、最初はファンに驚きも「すごく楽しくなりそう」

 今オフにカージナルスと2年総額1550万ドル(約16億6000万円)の大型契約を結び、メジャー復帰を掴んだ前巨人のマイルズ・マイコラス投手。レンジャーズから2015年に巨人に入団し、いきなり13勝をマーク、昨季も27試合に先発して14勝をあげた右腕は、菅野智之投手と並ぶ巨人の大黒柱であった。

 そんなマイコラスは髭を生やしてメジャーのキャンプに臨んでいるが、3年間を過ごした日本での生活を振り返り、カルチャーショックを受けた出来事を地元メディア「FOXスポーツ・ミッド・ウエスト」に語っている。

 同メディアのインタビューに対してマイコラスが挙げたのは、2015年に初来日し、初めてキャンプ地の宮崎に降り立った時のこと。「春季キャンプで宮崎の空港に着いた時に、空港中がジャイアンツファンでいっぱいだったんだ。数千人はいたんじゃないかな。ただチームが姿を見せただけなのにね」。まず、マイコラスを驚かせたのは、空港で待ち受けていたジャイアンツファンの数だったという。

 さらに、マイコラスを驚愕させたのは、この先の出来事。「彼らが後ろからついてくるんだよ。バスに乗って、必勝祈願の為に神社まで行ったんだけど、そこまでみんなが追いかけてくるんだ」。熱狂的なファンがチームバスを追走し、必勝祈願を行う宮崎神宮まで追いかける姿に、また驚いたのだという。

 ただ、この驚きとともに、マイコラスの胸の中にはポジティブな感情が湧いてきたようだ。「日本の南の方にある美しい神社だった」と必勝祈願を行なった神社に思いを馳せ「これは今まで(に経験してきたこと)とは違うけど、すごく楽しくなりそうだって、ピンときたんだ」という。

 3年間で31勝をあげ、巨人に大きく貢献したマイコラス。妻のローレンさんは“美人妻”としてメディアの注目を集める存在となった。今季はカージナルスのために右腕を振ることになったマイコラスだが、日本での日々は良き思い出として心の中にとどまっているようである。

(Full-Count編集部)

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