首痛のホークス岩嵜が打撃投手に初登板 明石、今宮に計36球「凄く良い」

フリー打撃に登板したソフトバンク・岩嵜翔【写真:福谷佑介】
フリー打撃に登板したソフトバンク・岩嵜翔【写真:福谷佑介】

キャンプ序盤に首痛を訴え、慎重に調整を行なってきた

 ソフトバンクのセットアッパー岩嵜翔投手が宮崎キャンプ第5クール最終日の22日、このキャンプで初となるフリー打撃にバッティングピッチャーとして登板した。キャンプ序盤に首痛を訴えたため、慎重に調整を続けきた右腕は、今季初の打者との対戦で、明石健志内野手、今宮健太内野手と対峙した。

 1人目の明石に対しては真っ直ぐのみ17球を投げて安打性1本、続く今宮に対しても真っ直ぐのみ19球を投げ、安打性は3本だった。力強い真っ直ぐで押し込む場面もあり「初めての対バッターという中で、リリースの瞬間に100%の力を出せるかを意識しました。キャンプ序盤に比べたら、フォームも微調整出来ていたし、去年に近い感じで投げられた。すごく良かったかなと思います」と手応えを口にした。

 3月3日、3日のENEOS 侍ジャパンシリーズ2018「日本vsオーストラリア」の侍ジャパンメンバーに選出された岩嵜。次クールにも紅白戦などの実戦に登板する予定で、順調にステップを踏んでいるようだ。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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