牧田、“デビュー”で87キロのカーブ披露 地元紙は「極めて礼儀正しい」とも

パドレス・牧田和久【写真:田口有史】
パドレス・牧田和久【写真:田口有史】

地元紙は「マキ・マニア」と注目、デビュー戦の詳細な投球内容は…

 パドレスの牧田和久投手が1日(日本時間2日)、レンジャーズ戦でオープン戦デビューを果たした。同点タイムリーを許すなど、1回2安打1奪三振1失点の内容だったが、打者を幻惑する「サブマリン」に米メディアは興味津々。「パドレスが期待していた働きぶり」と評価している。

 牧田は1点リードの6回に4番手で登板。先頭のロペスにレフト前ヒットを許すと、2死二塁となってからルブランにもレフト前に運ばれ、1点を失った。それでも、最後はアパリシオを三ゴロに打ち取り、勝ち越しは許さなかった。

 1点のリードは守れなかったものの、まだオープン戦初登板。「サブマリン」の評価は上々だ。地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」は、試合を振り返る記事の中で「マキ・マニア」との小見出しをつけ、“ルーキー右腕”の投球を振り返っている。さらに、MLB公式サイトのパドレス番を務めるAJ・キャサベル記者も、牧田の投球の詳細を伝えた。

「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」の記事ではまず、「牧田は最初の対戦打者に54マイル(約87キロ)のカーブをレフトに運ばれ単打を許した。続く打者は78マイル(約126キロ)を計測した直球で空振り三振を奪った」と、最初の2人の打者に対する投球をレポート。直球とカーブの球速差に注目している。

その投球術に高い評価「パドレスが期待していた働きぶりであっただろう」

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