調整段階で米に広がる“衝撃” 大谷翔平の「第一印象」は「過去最高の二刀流」

大谷の“内面”を称賛する声も「賢く競争心がある」「落ち着いていて謙虚」

 そして、当然、大谷に対しては打者としての期待も大きい。「彼は打席で抜かりがない。おそらく彼は3、4、5番手の先発投手を打ち負かすことができると思う」。同じスカウトは、エース級の投手には対応していく必要があるが、すでにローテ3番手以降の投手は打ち砕く能力があると見ているようだ。また、この他に「アメリカン・リーグのスカウト」も登場し、「私が見てきた中で彼は最高の二刀流選手だ。彼は賢く競争心がある」と最大級の賛辞を送っている。

 大谷のプレーを毎日、目の当たりにしているチームメートにも驚きを与え続けている。タイガースから移籍してきたイアン・キンズラー内野手は記事の中で「彼は投手と打者を務めようとしている。それ自体が本当に類のないことなんだ」と指摘。さらに、救援右腕のブレイク・パーカーは「彼はクールだ。彼は落ち着いており、謙虚だ。これが、より簡単にさせるんだ。彼は”日本のベーブルース、ショウヘイ・オオタニ”になりたくはないんだ。彼がただ他のみんなと同じような扱いを受けたいんだ」と証言したという。

 打者としては、その潜在能力を打撃練習から存分に見せつけている。投手としても、明確にテーマを持ち、2月24日(同25日)の前回登板から確実に進歩していることを伺わせた。まだ驚くのは早いかもしれないが、米国内での期待は間違いなく大きく膨らみ始めている。

(Full-Count編集部)

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