イチロー復帰は“秒読み段階” 欧州でも報道「マ軍は最大のスターを取り戻す」

マリナーズ在籍時のイチロー【写真:田口有史】
マリナーズ在籍時のイチロー【写真:田口有史】

ドイツメディアが異例の報道「チームのレジェンドが復帰」

 マーリンズからFAとなっていたイチロー外野手が古巣マリナーズ復帰寸前と米メディアが一斉に報じている。2001年から12年シーズン途中まで輝かしい活躍を見せた背番号51のシアトル凱旋は、野球が盛んではない欧州でも注目を集めており、ドイツメディアも「チームのレジェンドが復帰」「マリナーズがフランチャイズの歴史で最大のスターを取り戻す」と異例の報道を展開している。

 イチローの古巣復帰は米国外でも話題になっている。ミュンヘンに拠点を置くスポーツメディア「SPOX」は「MLBチームのレジェンド、イチロー・スズキがシアトル・マリナーズに復帰する」と特集している。

 記事では、イチローが1年契約になると報じた上で、「シアトル・マリナーズはフランチャイズの歴史で最大のスターの1人を取り戻す」と紹介。そして、「日本人はMLBで殿堂入りを果たすであろうキャリアを2001年にマリナーズでスタートさせた。即座に新人王を受賞し、MVPに選出された」と報じた。フレッド・リンとともにメジャー史上わずか2人しかいない新人王&MVPの同時受賞の偉業にもスポットライトを当てながら、米国野球殿堂入りの第一歩となった原点復帰になることにも言及している。

“秒読み段階”に突入したイチローの6年ぶりのシアトル復帰。「50歳まで現役」を見据える鉄人の2018年シーズンの挑戦は野球に縁遠い欧州でも話題となっている。

(Full-Count編集部)

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