過去の達成者は全体の何％？　節目の1000安打、今季届く選手は誰だ

2018年マイルストーン予報、1000安打に到達する選手は？

　1000本安打は2017年まで290人が達成している。毎年10人近くの選手がクリアしており、珍しい記録ではない。昨年も大島洋平（中日）、田中浩康（DeNA）、陽岱鋼（巨人）、秋山翔吾（西武）、浅村栄斗（西武）が到達した。

　しかし、NPBで1試合でも出場した選手は1936年の創設以来6609人に及ぶことを考えると、そのうちわずか4.3％の選手しか達成していない計算になる。すべての打者にとって、1000本安打は達成したい大きな目標なのだ。

　今季、1000本安打を達成する可能性があるのは15人（※現時点で12球団のいずれかに所属している選手、カッコ内数字は2017年の安打数）

石原慶幸（広）994安打　残6安打（30安打）
中田翔（日）968安打　残32安打（102安打）
石川雄洋（De）965安打　残35安打（41安打）
丸佳浩（広）947安打　残53安打（171安打）
大引啓次（ヤ）937安打　残63安打（62安打）
Т-岡田（オ）929安打　残71安打（134安打）
川端慎吾（ヤ）922安打　残78安打（0安打）
藤田一也（楽）914安打　残86安打（68安打）
畠山和洋（ヤ）904安打　残96安打（11安打）
角中勝也（ロ）863安打　残137安打（103安打）
菊池涼介（広）844安打　残156安打（153安打）
嶋基宏（楽）842安打　残158安打（56安打）
渡辺直人（楽）832安打　残168安打（16安打）
聖沢諒（楽）811安打　残189安打（58安打）
銀次（楽）803安打　残197安打（155安打）

　中田翔、丸佳浩、T-岡田など一線級の選手にとって、1000本安打は単なる通過点だ。しかし、そうでない選手も多い。定位置を奪われ、出場機会が減る中で、この記録までは頑張りたいと思う選手もいるだろう。