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「プロ野球に、もっとビジネスを」パ・リーグが仕掛ける新たな就職イベント

パシフィックリーグマーケティング株式会社(以下、PLM)の根岸友喜代表取締役は、会場に集まった学生・社会人を前にオープニングでこう語った。

目玉イベントは「ビジネスアイディアドラフト会議」

 それ以外でも、学生にとってはカンファレンスでの研究発表やコンペなどもアピールの場として存在する。これも就職活動において“実績”を作るためと考える者が多い。どれだけ魅力的なレジュメ(履歴書)を作り上げることができるかが学生時代の勝負だ。

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 今回のイベントでは「ビジネスアイディアドラフト会議」という試みが行われた。6人の学生に1人4分の時間を与えられる。そして、ここからが「PACIFIC LEAGUE BUSINESS CAMP」独特の取り組みだ。最も優れたアイディアを企画したと思う学生に、6球団がそれぞれ指名入札をする制度を導入。通常のドラフトと同じように重複指名者はクジ引きによる抽選を行い、1位指名された学生には豪華プレゼントとして球団幹部面接シード権が贈呈された。

 スポーツ業界で働くことは米国ではドリームジョブとされていて、学生時代のインターンから激しい競争により成り立っている。日本ではスポーツの世界の華やかさに目を奪われる者は多いが、仕事として考える者がそこまで多くはないのが現状だ。しかし、多数の参加者が会場を埋めたことから、決して興味が低いというわけではないはずだ。

 これからはプロ野球界だけでなく、BリーグやTリーグなどの新興勢力、そして2019年ラグビーW杯や2020年東京オリンピック・パラリンピックなど国際大会の開催もあり、スポーツ業界を目指す者にとっては様々な可能性が広がっていく。スポーツ界を目指す人材を1人でも多く野球界が獲得するためにも、待っているだけではもう限界がある。プロ野球にもっとビジネスを導くためには、さらなる仕掛けが必要となってくる。「PACIFIC LEAGUE BUSINESS CAMP」がまずは第一歩を踏み出したが、参加者たちが今後どのように次の行動へ移し、球団側がそれを受け入れるのか。今後の発展に期待したい。

(「パ・リーグ インサイト」新川諒)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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