4位イチロー、2位マルティネス　地元メディア選出マリナーズの偉大な10選手

イチローを「2大陸のスター」と絶賛

　メジャー選手として第一歩を踏み出したマリナーズに6年ぶり復帰を果たしたイチロー外野手。最低でも50歳まで現役を目標に掲げる背番号「51」の今季所属先が決まり、喜んでいるのはファンばかりではない。チームが低迷する中でも数多くの見せ場を作ってくれたスーパースターの帰還を、地元シアトルのメディアも大歓迎している。地元メディア「シアトルpi」では「イチローとマリナーズ史に輝く偉大な10選手」と題した特集を展開した。

「マリナーズはイチロー・スズキと正式に再結集し、球団史上最高とも言える選手の1人を第2幕に呼び戻した」

　そう書き出された記事では、イチローを「2大陸のスター」と称し、メジャー17年で積み上げた通算3080安打、362二塁打、96三塁打、780打点、509盗塁という成績を紹介。さらに、3000安打と500盗塁の両方を達成したのは、リッキー・ヘンダーソン、ポール・モリター、ルー・ブロック、エディ・コリンズ、タイ・カッブ、ホーナス・ワグナーに次ぐ史上6人目の快挙だったことにも触れた。

　数々の功績を残したイチローは「間違いなく」殿堂入りすると断言すると同時に、マリナーズ球団史に残る偉大な選手10人をランク付け。イチローは、1位のケン・グリフィーJr.、2位のエドガー・マルティネス、3位のフェリックス・ヘルナンデスに続く4位に登場した。

　2度目のマリナーズ生活をスタートさせたイチローは、ここからさらにどんなキャリアを積み上げるのか。メジャー最年長野手となっても、まだまだファンを喜ばせるプレーを拝ませてくれそうだ。

「イチローとマリナーズ史に輝く偉大な10選手」の1位から10位は下記の通り。

1.ケン・グリフィーJr.（外野手）
2.エドガー・マルティネス（DH）
3.フェリックス・ヘルナンデス（投手）
4.イチロー（外野手）
5.ランディ・ジョンソン（投手）
6.アレックス・ロドリゲス（遊撃）
7.ジェイミー・モイヤー（投手）
8.ジェイ・ビューナー（外野手）
9.アルビン・デービス（一塁手）
10.ダン・ウィルソン（捕手）

（Full-Count編集部）